2017年12月15日号
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artscapeレビュー

TUAD mixing! 2012「記憶の声 Voices of Memory」/原高史×Responsive Enviroment(西澤高男)

2012年12月15日号

会期:2012/10/22~2012/11/08

東北芸術工科大学 本館7階ギャラリー/本館前広場[山形県]

山形の東北芸術工科大学にて、和田菜穂子がキュレーションした「記憶の声」展/原高史×RE(西澤高男)を見る。椅子の上で点滅する光と声、ハンモックに揺られながらささやく声を聴くインスタレーション、音声データと連動する壁のQRコード、インタビューを吹き込んだカセットテープ、来場者がメッセージを書く「言の葉」、人々の記憶からインスピレーションを得た絵画など、複数のメディアを用いて、3.11の出来事を含む、学生や教員のさまざまな声と記憶を体験するもの。そして最終日ということで、映画監督であり学長の根岸吉太郎と「記憶と風景」をめぐってトークを行なう。記録と記憶の違い。視覚ではなく、匂いや音を通じた記憶、あるいは場所にタグ付けされた記憶。記憶のアーカイブと接続することで、拡張される記憶などが話題になった。

2012/11/08(木)(五十嵐太郎)

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