artscapeレビュー

井口雄介+松本玲子+椋本真理子 三人展

2013年09月15日号

会期:2013/08/05~2013/08/25

ライズギャラリー[東京都]

1年にわたり2、3人の若手アーティストに絞って個展やグループ展を開いていく「クリエティビィティ・コンティニューズ2013-2014」の第1弾。今回は3人のグループ展で、井口雄介はシナベニヤ製のパラボラアンテナに、細かい計算式を書いた設計図とその青焼きを出品し、松本玲子は紙に水彩画、椋本真理子は水を「かたまり」として実感させる作品を展示している。いわば顔見世興行みたいなもんで、これから1年間どのように展開していくか楽しみだ。余談だが、学芸大学駅からギャラリーに向かう途中、世田谷通り沿いのダイエーの前に人垣ができていた。なんだろうと思って見てると向こうからオレンジ色の集団がやってくる。マラソンにしては遅いし、競歩にしても遅い。デモかとも思ったがなにも聞こえてこない。お、集団のなかに太った女の人が! そう、24時間マラソンでした。

2013/08/25(日)(村田真)

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