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丹下健三生誕100周年プロジェクト「丹下健三 瀬戸内から世界へ」2日目[第1部]丹下健三とは誰か[第2部]瀬戸内から世界へ

2013年09月15日号

会期:2013/08/18

アルファあなぶきホール(香川県県民ホール)[香川県]

日本最大(?)の小ホール(800人収容!)で開催された香川県民ホールでシンポジウムの第一部「丹下健三とは誰か」は、松隈洋さんが司会、丹下のもとにいた槇文彦さんと谷口吉生さん、藤森照信さん、豊川斎赫さんが語る。海外でのふるまい、過去にこだわらないこと、対立する要素の止揚など、人間としての丹下に迫る内容だった。続く第2部の「瀬戸内から世界へ」では、五十嵐が司会、伊東豊雄さん、藤本壮介さん、松隈さん、北川フラムさんがスコープを広げて語る。近代以降の重文建築の多くが瀬戸内に集中していること、国家の枠組を逃れ、地域と世界につながる仕事の環境、重層的に建築が残っていることなどが指摘された。

2013/08/18(日)(五十嵐太郎)

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