artscapeレビュー
アイ・ウェイウェイ展──何に因って?
2009年07月15日号
会期:2009/07/25~2009/11/08
森美術館[東京都]
アイ・ウェイウェイが六本木にやってくる。ヘルツォーク&ド・ムーロンとの《鳥の巣》でのコラボレーションで彼の名前を知る人も多いだろう。現代中国のもっとも注目されるアーティストであり、1999年以降は建築系プロジェクトも数多く手がける。また作家であると同時にキュレーターとして「芸術文件倉庫」を主宰するなど、幅広い活動を行なう人物である。この展覧会は、新作6点を含む26点が展示される過去最大級の個展だという。関連企画としてアイ・ウェイウェイ自身と松原弘典氏によるレクチャーがあるほか、特に気になるのは、セッション「8時間日曜対談─アイ・ウェイウェイ×アート×建築」(2009年7月26日)であり、ウリ・シグ、隈研吾、杉本博司ら多彩なゲストと、なんと8時間にわたって対談するという。
2009/06/30(火)(松田達)
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