artscapeレビュー
SAHANZ建築史大会
2011年08月15日号
会期:2011/07/07
[オーストラリア・ブリスベン]
ブリスベンのSAHANZの大会にて、キーノート・レクチャーを行なう。テーマは、日本における歴史家と批評家と建築家の関係について。戦前の日本の言説では、中国的なものを排除することで純粋日本建築が得られると執拗に語っていたが、オーストラリアとニュージーランドも、イギリスとの関係でアイデンティティの問題が出るという。すなわち、親であるイギリスからの文化的な自立をどう考えるかである。
2011/07/07(木)(五十嵐太郎)