2022年09月15日号
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artscapeレビュー

AAPA東日本大震災復興支援・アートミーティング「第1回仙台セッション」

2011年08月15日号

会期:2011/07/29

Ai_gallery[宮城県]

AAPA東日本大震災アートミーティング第一回仙台セッション「今、アートに何ができるか」が開催された。基調報告として、南條史生さんは311以降の森美術館のさまざまな対応、宮城教育大の村上タカシさんは3.11メモリアルプロジェクトなどのアート活動を紹介する。第一部「現場からの報告・提案」では、リアス・アーク美術館の山内宏泰さんが五感に訴えるアートの伝達力を強調した。続いて、えずこホールの水戸雅彦さんは4月12日にあえて公演を決行したこと、今こそアートが求められることを語る。そしてアーティストの遠藤一郎さんは「未来へ」号のクルマで東北各地をまわり、被災商店の看板ペイントや表札アートなどを行なう試み、森ビルの藤原純さんは県をまたぐ長大な津波浸水ラインに沿って、未来に記憶を残すパブリックアートを置いていくプロジェクトを提案する。第二部のパネルディスカッションでは、五十嵐が研究室の活動を紹介しつつ、建築界の状況をレビューしてから、全体でアートの役割について討議した。

2011/07/29(金)(五十嵐太郎)

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