2022年05月15日号
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artscapeレビュー

シンポジウム「アートの再生・アートの新生『3.11以降の世界とアート』」

2011年08月15日号

会期:2011/07/31

3331 Arts Chiyoda[東京都]

3331アーツ千代田の「Emerging#1」展シンポジウム「アートの再生・アートの新生」に出席した。メンバーは、浅田彰×五十嵐太郎×石山修武×椿昇×千葉雅也、そして司会は後藤繁雄である。まだあまり発表されていない、石山さんの311以降の気仙沼と唐桑のプロジェクトを初めてきく。やはり、メモリアル系の提案がある。討議では、今の時代においてモニュメントをつくることは避けるべきという意見が強く、ここではAAPAのパブリックアート志向とはだいぶ違うスタンスが認められた。・終了後、浅田さんに誘われ、千葉さんとともに、中国帰りの磯崎さんの家を訪れた。先日、80歳を迎えた磯崎さんを祝いつつ、311以降の展開を踏まえた海外の劇場計画や、黒川紀章から引き継いだ中国での仕事など、近況をうかがう。福島への転都プロジェクトの背後にある首都の神話的構造線についても熱く語ってくれた。

2011/07/31(日)(五十嵐太郎)

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