artscapeレビュー

レッド・ファミリー

2014年11月15日号

映画『レッド・ファミリー』を見る。韓国/北朝鮮の政治状況でしか成立しえない、家族と国家がむきだしにせめぎあう戯画的な設定を決めた時点で、半分成功。そこにキム・ギドクのピエタにも通じる自己犠牲が重なり、クライマックスでの度肝を抜く演劇的反復を通じて、「家族」が完成する。お見事だ。

2014/10/26(日)(五十嵐太郎)

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