2021年12月01日号
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artscapeレビュー

カポディモンテ美術館展

2010年09月15日号

会期:2010/06/26~2010/09/26

国立西洋美術館[東京都]

カポディモンテ再訪。今回気になったのは、額縁がきわめてシンプルなこと。「ルーヴル美術館展」なんかだと、装飾ゴテゴテのルイ王朝式の額縁が名画にまとわりついてくるものだが、この展覧会では装飾過多の額縁はなく、幅も大作でさえせいぜい20センチ未満。とくにアルテミジア・ジェンティレスキの《ユディトとホロフェルネス》は2センチたらずのきわめてシンプルな金の額縁、さらに幅1センチ程度の箔すら施されてない木の額縁もあった。カポディモンテは額を買う予算もないほど財政難なのか。そういうことではないですね。

2010/08/11(水)(村田真)

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