2019年12月01日号
次回12月16日更新予定

artscapeレビュー

フェスティバル/トーキョー13 オーバードーズ:サイコ・カタストロフィー

2013年12月15日号

会期:2013/11/09~2013/11/13

池袋西口公園[東京都]

東京芸術劇場のアトリウムには、椿昇の巨大バルーンによる、金色の牛の頭をかたどる作品が浮かぶ。池袋の西口広場では、船のような、尖った切妻屋根の民家のような、竹による大きなセットが水面の上に組まれ、男たちがよじ登って「オーバードーズ:サイコ・カタストロフィー」が催された。これは1883年のクラカタウ火山の噴火と津波で3万6千人が亡くなった出来事に着想をえて制作された神話、儀式的な作品である。見るからに危険な身体運動ゆえに、緊張がゆるむことがない、エネルギッシュなパフォーマンスだ。あいちトリエンナーレのジェコ・シオンポも、インドネシアだったが、彼らも壮大でパワフルである。
写真:上=オーバードーズ、下=椿昇の巨大バルーン

2013/11/09(土)(五十嵐太郎)

2013年12月15日号の
artscapeレビュー

文字の大きさ