2019年12月01日号
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artscapeレビュー

《那覇市新庁舎》《小禄南公民館・図書館》《浦添大公園・管理事務所》

2013年12月15日号

[沖縄県]

沖縄で幾つかの建築をまわる。首里城付近では、新しい赤瓦のまちなみが増殖している。新しく登場した那覇市新庁舎は、今後、全体のフレームが緑に覆われていくだろう。県庁舎の展望台では、過去の庁舎の歴史が展示されていた。階段状のヴォリュームで四方から、真ん中の広場を囲む小禄南公民館・図書館が、個性あるよい建築だった。またファイブ・ディメンジョンが手がけた浦添大公園南エントランスの管理事務所は、赤瓦を使いながら、幾何学的な操作をメインとし、屋根も多面体の一部のようである。上からみると屋根が、第五のファサードとしてよく見える。赤瓦絶賛でもなく、反赤瓦でもなく、ジャンル映画のように、赤瓦を使いながら、新機軸のデザインを展開しているところが興味深い。
写真(上から):那覇市新庁舎、小禄南公民館・図書館、浦添大公園・管理事務所

2013/11/20(水)(五十嵐太郎)

2013年12月15日号の
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