2019年12月01日号
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artscapeレビュー

安藤忠雄《秋田県立美術館》

2013年12月15日号

[秋田県]

安藤忠雄が設計した秋田県立美術館へ。お堀沿いの旧美術館と道路を挟んで向かいに建ち、三角形を基本モチーフとする。ほとんど開口のない正面から入ると、カーンを想起させる静謐な幾何学的空間が出迎える。2階に上ると、千秋公園を望む水庭が出現し、展示室に入ると、目の前に藤田嗣治の巨大絵画がどーんと広がる。
美術館では、平野政吉コレクションをベースに、主にパリではない時代の(マドレーヌと行動を共にした)藤田嗣治の作品を紹介し、1930年代に旅したブラジル、中国、そして秋田が題材になっていた。1階ロビーでは、藤田嗣治が描いた花と鳥、彼がパリで描いた壁画「花鳥図」の再現を展示している。

2013/11/27(水)(五十嵐太郎)

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