artscapeレビュー

2009年05月15日号のレビュー/プレビュー

ポンピドゥー・センター

[パリ]

とくに見たいものがあったわけではないけど、とりあえず行ってみた。実際、とりあえず行ってみたというだけで、とくになにを見たというわけでもない。
ポンピドゥー・センター:http://www.centrepompidou.fr/

2009/04/11(土)(村田真)

ルーヴル美術館

[パリ]

今回最後のルーヴル。もういちどイタリア・ルネサンスから、17世紀オランダ・フランドル、19世紀フランスまで浴びるように見る。これで入場料1,200円ほど。ぼくは4日間有効のミュージアムパス(45ユーロ)で延べ9館にフリーパスで入ったから、1館あたり約650円。いま東京で2本の「ルーヴル美術館展」が開かれているが、どちらも1,500円する。パリに生まれたかった……。
ルーヴル美術館:http://www.louvre.fr/

2009/04/11(土)(村田真)

建築物ウクレレ化保存計画──伊達伸明作品展

会期:2009/03/31~2009/04/12

アートスペース虹[京都府]

先にトークイベントでエピソードを聞いたので、「エビ天」の載った《天ぷららっきーウクレレ》を見ると余計に微笑ましくニヤっとしてしまう。これまでに制作されたウクレレはどれも作家の手を離れ、建物の所有者や家主が所持している。アーティストや建物の関係者、さらに作品の鑑賞者と、それまでまったくつながりのなかった人々がなくなってしまった建物を介して新たに繋がっていくという点もさることながら、そこで作品化された「記憶に残る建物」が、音が鳴る楽器、それも小さなウクレレとなって蘇るのが何度見てもステキだ。通算50本の制作を記念してつくられた、「てんぷららっきー」の手描きの立版古もつい買ってしまった。

2009/04/12(日)(酒井千穂)

安喜万佐子展──蒸発する時間/結晶した場面

会期:2009/04/07~2009/04/18

ギャラリー16[京都府]

展示空間に入ってすぐにはなにが描かれているのか定かではなかったが、画面の前に立つと、一気に木立や水中の光景が広がってくる。そんなドラマチックな印象も、静寂ながらもじわじわと風の音や水の流れが聞こえてくるような時間性を孕んだ雰囲気も魅力的だ。たくさんの自然現象が詰まっている点描の画面にしばらく釘付けになった。

2009/04/12(日)(酒井千穂)

フランシス真悟 新作展

会期:2009/04/09~2009/04/25

ギャルリーパリ[神奈川県]

お、白くなってる。

2009/04/14(火)(村田真)

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