artscapeレビュー
森美術館10周年記念展 アンディ・ウォーホル展 永遠の15分
2014年06月15日号
会期:2014/02/01~2014/05/06
森美術館[東京都]
森美術館の「アンディ・ウォーホル展」は混んでいた。顔などの具象的イメージは機械化された技術=写真を使うが、鮮やかな色彩構成やズレる輪郭などの抽象的な表現は、手の痕跡が強く残るという、20世紀初頭の絵画とは違う方法による具象と抽象の組み合わせが魅力的だ。そして60年代は、メディアがカラー化した時代で、それがよく反映されている。
2014/05/05(月)(五十嵐太郎)
artscapeレビュー
/relation/e_00024757.json
l
10099648