2019年09月01日号
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artscapeレビュー

米山勇、高橋英久、田中元子、大西正紀、チームけんちく体操『けんちく体操』

2011年06月15日号

発行所:エクスナレッジ

発行日:2011年4月23日

本書は、古今東西の有名建築を身体で表現するものだ。もともとは、1998年に江戸東京博物館の学芸員、米山勇が発案し、後にmosakiの二人組(田中元子と大西正紀)が参加して、今回の出版につながった。初めて「けんちく体操」の概念を知ったのは、数年前だったと記憶しているが、筆者も90年代の後半に似たような試みをやったことがある。飲み会を盛り上げるイベントなのだが、あらかじめ紙によく知られた建築の名前を書き、それを引いた別の人が身体で表現するという建築のジェスチャーゲームだ。当時、磯達雄氏と建築家の設計した別荘に学生らと泊まったとき、あるいは太記祐一氏がドイツに留学するときのイベントにおいて実践している。もっとも、「けんちく体操」は飲み会の芸とは違う。体操着をまとい、野外で行なう、とても健康的なエクササイズだ。

2011/05/10(火)(五十嵐太郎)

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