2019年07月15日号
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artscapeレビュー

わざゼミ2010報告展

2011年06月15日号

会期:2011/05/03~2011/05/13

京都芸術センター大広間[京都府]

取材見学や実習を通し、創作活動を行なう人々に京都の伝統工芸の技術や精神性を学ぶ機会を提供する芸術センターの事業「わざゼミ」。染織、木工、金工をテーマにした2010年度の参加者である天野萌、一柳綾乃、今村遼佑がその活動の成果を発表した。天野はおもに、生き物をモチーフにした立体インスタレーション、一柳は光の透過による色彩や表情の変化が美しい染色作品、今村は繊細な金工技術を用いた小さな作品。京都ならではのユニークな事業なのだが、それぞれの創作活動と京都の伝統工芸、センターとのつながりや、「わざゼミ」活動記録としての内容的な要素が希薄でいまひとつ伝わりにくいと毎回感じる。もう少し詳細に紹介されたら、もっと伝統に携わることへの関心も高まるのではないだろうか。

2011/05/13(金)(酒井千穂)

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