2021年11月15日号
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artscapeレビュー

大野一雄フェスティバル2010

2010年12月15日号

会期:2010/11/19~2010/12/12

BankARTスタジオNYK[神奈川県]

今年6月1日に103歳で亡くなった大野一雄の、舞踏公演の記録映像や新聞記事などのアーカイブを公開。今日は初日なのでオープニング公演「ハレルヤ!」が開かれた。1番手は笠井叡。60代後半とは思えないキレのいい身体と動きで、鈍足の暗黒舞踏を吹き飛ばしてくれた。と思ったら、ふっくらしたニコニコ顔のおばあちゃんが場所を間違えたかのように歩み出てきた。2番手の高井富子は大野や土方巽にも師事した舞踏家だが、身体も動きも笠井とは対照的で思わず苦笑。もっと笑ったのは、トリの創作ダンスひまわり会。4~5人のおば(あ)ちゃんがシュミーズ姿で登場し、素人丸出しの踊りを披露したのだ。これには唖然。アウトサイダーアートならぬ、アウトサイダーダンスというか。いやーさすが大野フェス、奥が深い。

2010/11/19(金)(村田真)

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