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ミヒャエル・ボレマンス:アドバンテージ

2014年02月15日号

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会期:2014/01/11~2014/03/30

原美術館[東京都]

ベルギーのゲントを拠点とするアーティスト。2年前にゲント市内で開かれた「トラック展」には彫刻を出していたが、90年代なかばまでは写真を使っていたという。でもボレマンスといえばベラスケス調のサラッとした筆触が魅力の絵画でしょう。絵は独学で学んだそうだが、それにしては実に達者。透明の仮面をつけた顔などの描写はかなり高度な技術を要するはずなのに、こともなげに描いている(ように見える)。ゲント出身というからつい油絵の伝統と結びつけて考えたくなるけど、それより写真をやってた経験のほうが大きいんじゃないかな。リヒターのように視線が明らかにカメラアイだもん。ともあれ人気急上昇で、需要に供給が追いつかないというのもうなずける。

2014/01/10(金)(村田真)

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