artscapeレビュー

国立歴史民俗博物館

2013年06月15日号

[千葉県]

佐倉の国立歴史民俗博物館を久しぶりに訪れたが、やはり時代性と作家性(芦原義信)を感じさせるデザインである。さすが国立だけに、ものすごいヴォリュームの展示だ。古建築の模型が多く、日本建築史の勉強にもなるはずだ。現代のパートでは、おせち料理、妖怪、気仙沼で被災した尾形家の建築など、盛りだくさん。戦後のパートにあったアメリカが撮影した占領下日本の「カラー」映像は、これまで白黒しか見たことがなかったので、新鮮だった。

2013/05/13(月)(五十嵐太郎)

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