2020年04月01日号
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artscapeレビュー

阿蘭陀とNIPPON

2010年05月15日号

会期:2010/04/24~2010/07/02

たばこと塩の博物館[東京都]

日蘭通商400周年記念展。400年といっても展示の中心はもちろん、オランダが日本と唯一通商を許された江戸時代の約250年に絞られてくる。この間、出島という針の穴のような窓口を通して伝わってくる西洋の文明文化が、いかに誤解されたり拡大解釈されたりしながら日本に根づいていくかが見どころとなる。その観点から見れば、本展には出てないけれど、レンブラントの解剖図と杉田玄白らの『解体新書』が、フェルメールの風俗画と《彦根屏風》をはじめとする室内遊楽図が接点を持ち始めるのだ。ま、ぼくの興味は17世紀オランダ絵画と日本美術の接点だけですけどね。

2010/04/30(金)(村田真)

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