2020年07月01日号
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artscapeレビュー

松井冬子 展 世界中の子と友達になれる

2012年02月15日号

会期:2011/12/17~2012/03/18

横浜美術館[神奈川県]

評判はよいようだが、表現やテーマの新しさ、現代性はあまり感じられなかった(むろん、本人のスター性はわかるが)。死と言われても、表現がベタ過ぎるというか。メメント・モリは古来のテーマだし、解剖学の職人的な描写はフィレンツェのラ・スペコラの方がすごいし、エロ・グロな感じは昔の日本で流行っていた。ただし、展示空間の構成やキュレーションは楽しめた。彼女の芸大修了作を中心に据え、その制作過程を示し、まるで巨匠の回顧展のようだ。

2012/01/14(土)(五十嵐太郎)

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