2019年07月15日号
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artscapeレビュー

豊穣なるもの──現代美術 in 豊川

2015年03月15日号

会期:2015/01/17~2015/02/22

豊川市桜ヶ丘ミュージアム、豊川信用金庫旧いなり支店、古民家[愛知県]

豊川の「豊穣なるもの」展へ。三カ所で展開し、メイン会場のリニューアルオープンした桜ヶ丘ミュージアムは、タイトルどおり、豊穣なイメージの作品が多く、特に絵画ががんばっている。アーツチャレンジ2015の坂本和也も、オールオーバーな水草で埋め尽くす絵画を出品していた。佐藤雅晴の鏡面、リフレクション、対称性にこだわるインスタレーションが、空間をうまく使っている。
また豊川信金旧いなり支店の1~3階と、古民家の1~2階は、荒木由香里、セシル・アンドリュ、平松伸之+伊東里奈など、使われなくなった場所の記憶を引き出そうとするインスタレーションを設置していた。今回、豊川の街を初めて訪れたが、豊川稲荷と参道がにぎわっている。巨大な本殿は、善光寺風である。新宗教でも使うが、ポピュラリティのあるスタイルだ。

写真:左上から、坂本和也の作品、佐藤雅晴の作品、豊川信金いなり支店 右上から、荒木由香里の作品、豊川稲荷表参道、豊川稲荷本殿

2015/02/22(日)(五十嵐太郎)

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