2019年09月15日号
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artscapeレビュー

《ソウル新市庁舎》ほか

2012年08月15日号

[韓国・ソウル]

2年ぶりのソウルは、市庁舎の背後にあるガラス棟の増築がほぼ完成していた。筆者が初めてソウルを訪れたのは20年前だったから、旧朝鮮総督府が残っていた風景を覚えており、街の激しい変化がよくわかる。また東大門のザハ・ハディドによる巨大なデザイン・プラザも、工事中とはいえ、ヴォリュームの全容が見えてきた。ただし、現地の建築関係者からの評判は悪い。公開部分は前の訪問時と同じで、ちょうど『星の王子さま』の展覧会を開催していた。川辺の漢江ルネサンス物件は完成している。しかし、新しい市長になり、箱もの事業が減って、風向きは変わったらしい。午後、建築家、アーティストのハン・ウンスクの設計したコンテナを活用したギャラリーを訪問し、不要品を再活用する、これまでの彼の作品について紹介してもらう。

写真:上から、《ソウル新市庁舎》、サハ・ハディド《東大門デザインプラザ&パーク》、ハン・ウンスク設計のコンテナ

2012/07/04(水)(五十嵐太郎)

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