2019年07月15日号
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artscapeレビュー

あいちトリエンナーレ2010 記者発表

2010年01月15日号

会期:2009/12/03

東京国際フォーラム・ホールD5[愛知県]

2010年8月に始まる「あいちトリエンナーレ」、テーマは「都市の祝祭」。芸術監督の建畠晢がいうように、あってもなくてもいいようなテーマだが、会場は愛知芸術文化センターと名古屋市美術館のほか、商店街や公園など街なかにも出ていくというから、いちおう都市性がひとつの売り物らしい。もうひとつの売りは、ダンス、音楽、演劇など舞台芸術も行なうこと。前回の横浜トリエンナーレが試みたパフォーマンス・アートではなく、こちらはパフォーミング・アーツだ。どう違うかというと、アート志向かエンタテインメント志向かの違いですかね。出品予定作家は、80代の草間彌生が飛び抜けて年長で、あとは蔡國強、西野達、島袋道浩、ヤン・フードン、淺井裕介など50代かそれ以下。舞台公演では、ヤン・ファーブル、ローザス、チェルフィッチュなど。はっきりいってあっちこっちからおいしそうなところをお取り寄せした感じで、あいちならではの強烈な個性や主張が伝わってこないが、そのリキミのなさがミリキかも。なにいってんだか。総予算は約14億円。村上隆の作品1点で賄えるぞ。

2009/12/03(木)(村田真)

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