2021年12月01日号
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artscapeレビュー

豊嶋浩子「詩と絵画」─宮沢賢治『春と修羅』より─

2010年01月15日号

会期:2009/11/24~2009/11/29

立体ギャラリー射手座[京都府]

宮沢賢治の詩の一節と日本画を組み合わせて展示。詩を通して絵画を味わうか、絵画を通して詩の世界に思いを馳せるか、どちらにせよ味わい深い個展となった。文学からインスパイアされた美術作品は決して珍しくないが、本展の印象が良かったのは絵画の出来が良かったから。作者の豊嶋は広島在住の大学院生。最近は日本画の若手にヒットが少ないので、その反動もあって余計に感心したのかもしれない。彼女の着実なステップアップに期待する。

2009/11/25(水)(小吹隆文)

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