2021年12月01日号
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artscapeレビュー

4の扉──境界を超えて

2013年11月15日号

会期:2013/10/22~2013/10/28

東京都美術館[東京都]

出品作家は新恵美佐子、土方朋子、義村京子、高野浩子の4人で、ひとりも知らない。ただ都美館の巨大な展示室をどれだけ有効に使ってるかという興味で見に行く。大きな作品を出しているのはふたり。新恵は天井の高い壁に巨大画面のタブローを2点も展示している。それぞれ510×540cmと424×510cmあるから、18畳と14畳分に相当する。もちろん1枚のタブローではなく、パネルを何枚もつないだものだが。高野は天井の低い展示室に木彫で本棚と本をつくり、古い家具とともにインスタレーションしている。ボルヘスの迷宮の図書館にはほど遠いが、展示室の中央を床から天井まで占拠するくらいの量塊感はあり、物理的な説得力がある。あとのふたりは比較的小さめなのでスルー。

2013/10/25(金)(村田真)

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