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あいちトリエンナーレ2013 公開コロキウム「アートによって何が始まったのか──越後─瀬戸内/神戸/あいち」

2013年11月15日号

愛知芸術文化センター12階 アートスペースA[愛知県]

同じ会場において、夕方から長田謙一の司会で、「アートによって何が始まったのか」のシンポジウムが開催された。非都市の越後妻有─瀬戸内国際芸術祭(北川フラム)、脱「現代美術」の神戸ビエンナーレ(大森雅夫)、テーマ性のあいちトリエンナーレ(五十嵐)がそれぞれ報告した後、暮沢剛巳と藤川哲が参加して共同討議を行なう。それぞれの違い、立ち位置が明快になる。比較するとよくわかるのだが、ディレクターが固定している越後─瀬戸内、神戸に対し、あいちは芸術監督が交代するので、毎回内容が大きく変わることが特徴になりうる。またホワイトキューブのある大きなハコモノ(芸文)を使うが、同時に「愛知県」のあらゆる場所が会場になりうる展開の可能性も持つだろう。

2013/10/19(土)(五十嵐太郎)

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