artscapeレビュー
壽初春大歌舞伎
2016年02月15日号
会期:2016/01/02~2016/01/26
[東京都]
竣工:2013年
東銀座の新しい歌舞伎座の内部空間を初めて体験する。安定感あるデザインは、隈研吾ならではだ。に比べても、かなり横長の舞台であり、西洋の垂直性が強い劇場と全然違う。演目の「廓文章」は、放蕩息子が久しぶりに再会した遊女と痴話喧嘩と仲直りするのだが、最後はちょうど勘当が解かれ、親から身請け金がもらえてハッピーのすごい話である。
2016/01/22(金)(五十嵐太郎)