2019年07月15日号
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2012年04月01日号のレビュー/プレビュー

プレビュー:チェルフィッチュ『現在地』、岡崎藝術座『アンティゴネ/寝盗られ宗介』

一般的に言えば、四月のマスト公演は間違いなくチェルフィッチュ『現在地』だろう。そして焦点は、演劇的な問いよりも岡田利規がいま「震災以後」になにを語るのかという問いになるのだろう。ぼくも楽しみにしていますとても。とはいえ、個人的には岡崎藝術座『アンティゴネ/寝盗られ宗介』(2012年4月19日~24日@STスポット[神奈川]、2012年4月27日~29日@早川倉庫[熊本])が一番見たい。独特の諧謔性というかいやらしさというかが圧倒的な存在感を放っていた昨年秋の『レッドと黒の膨張する半球体』から約半年後の新作上演。古代ギリシア悲劇の代表作とつかこうへい作品の二本立ての意味するところはいかに? 演劇をぶっこわすチャレンジを期待しています。あれ? いま二作のフライヤーを見ていたら、岡崎藝術座のほうの出演欄に山縣太一の名前があるのを発見! 神里雄大と山縣太一、そりゃ相性良すぎると言っていいくらいだろう。

2012/03/31(土)(木村覚)

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