2021年11月15日号
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artscapeレビュー

超・大河原邦男 展──レジェンド・オブ・メカデザイン

2013年04月15日号

会期:2013/03/023~2013/05/019

兵庫県立美術館[兵庫県]

いまも幅広い年齢層に人気のあるアニメ、「科学忍者隊ガッチャマン」(1972)、「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」(1977)、「機動戦士ガンダム」(1979)などのメカデザインを手がけた大河原邦男の40年の業績を紹介する大規模な展覧会。見どころは、これまで「門外不出」とされてきた大河原直筆の設定資料。400点以上というそのボリュームも凄いのだが、ただこれまでに生み出された数々のメカデザインを中心に紹介するというものではなく、作品ごとの時代背景やその世界観にも触れながらデザイナーとしての大河原の仕事、その魅力に多角的にアプローチする構成でとても見応えがあった。私自身は特にガンダムをはじめとするそれらアニメのファンというわけではなかったのだが、できればもう一度見に行きたいと思ったほど。第三章の展示コーナーに設置された、鉄鋼アーティストの倉田光吾郎による《1/1スコープドッグ ブルーティッシュカスタム》も唸るほど完成度が高くファンには特にウケそう。


倉田光吾郎による《1/1スコープドッグ ブルーティッシュカスタム》

2013/03/22(金)(酒井千穂)

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