2021年11月15日号
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artscapeレビュー

小寺絵里 展「かんたんなまほう」

2013年04月15日号

会期:2013/05/07~2013/05/19

ギャラリー揺(ゆらぎ)[京都府]

5年ぶりとなる小寺絵里の個展。絵画作品とともに、蟹の甲羅(本物)やふとんの白いシーツで「見立ての風景」がインスタレーションされた同ギャラリーでの前回の発表は、自由な想像力と繊細な感性、ユニークな視点があちこちに感じられるたいへん魅力的な展示だった。今展のタイトルには、「大きくなったら簡単な魔法くらいなら使えるかもしれない」という夢や希望を持って生きてほしいと願う、2年前に誕生した我が子への思いが込められているのだそう。水彩画のほか、庭と和室の展示空間全体を使ったインスタレーションが発表される予定。時を経て制作環境も変わった小寺の新作が楽しみだ。

2013/04/15(月)(酒井千穂)

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