2019年12月01日号
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artscapeレビュー

国宝 松林図屏風

2015年02月15日号

会期:2015/01/02~2015/01/12

東京国立博物館 本館2室[東京都]

上野の国立博物館にて、特別公開された長谷川等伯の松林図屏風を鑑賞する。本やネットで見ると、二次元だが、実際はジグザグに前後する屏風として、空間的には三次元に展開するので、いろいろな角度から観察すると面白い。計算された、2.5次元の絵というべきか。近づくと、細部は素早いタッチでラフに描かれており、遠目から全体のイメージを脳内で構築する絵だ。折れ曲がることで、一望できないため、まわりを動きながら、やはりイメージをつなぎあわせる。さすがに国立博物館のモノは他も興味深い。展示の手法は、部屋ごとにばらつきが大きい。

2015/01/09(金)(五十嵐太郎)

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