2019年07月15日号
次回8月1日更新予定

artscapeレビュー

これからの、未来の途中

2015年02月15日号

会期:2015/01/13~2015/02/28

京都工芸繊維大学 美術工芸資料館[京都府]

最初に現れる吉田奈々の、織物で携行品を作った作品は、ネガティブなテーマも「糸を紡ぎ、織る」ことで明るいものになるという発想が心に残った。「織る」ことは反復作業と考えさらに、崇高さまで見せてくれる転換は鮮やか。そのほかに、高野友実の銀塩写真で折り鶴を折った作品や、来田広大の京都のモノクロームドローイングを堪能。
なお、そのほかの出品作家は荒井理行、門田訓和、嶋春香、前谷開、谷穹、牧山智恵、石井聖己、本田亨一。2013年から続く、同大学による若手作家育成のプログラムで、公募審査からの今年のラインアップも魅力的。

2015/01/26(月)(松永大地)

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