artscapeレビュー
高松次郎ミステリーズ
2015年02月15日号
会期:2014/12/02~2015/03/01
東京国立近代美術館 企画展ギャラリー[東京都]
体験、実感できる楽しい影ラボを導入としながら、彼の作品を回顧する試みだ。一連の流れを見ると、あまり深く関係を考えていなかった、影の作品と透視図法の作品のつながりがよくわかる。その後、高松はモノの関係性の時期を経て、晩年は絵画にシフトする。彼の絵を建築の図面として見ると興味深い。段差をのぼって、会場を一望できる展示のデザインは、トラフが担当しており、これも良い。
2015/01/31(土)(五十嵐太郎)
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