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被災地めぐり(女川・石巻)

2015年08月15日号

[宮城県]

久しぶりに女川と石巻に足を運ぶ。3.11後に仙台への新幹線が復活したときと同様、バスを使わずとも、ついに電車だけで行くことができるようになったのが感慨深い。坂茂が手がけた新しい駅舎は浴場や販売所などの施設も備え、街のスケールとしては大きめのやわらかいランドマークとして出現していた。一方、女川の主な震災遺構は、交番以外すべて消えた。そして地形も道路も激しく変わり、別の町が生まれようとしている。

写真:上=石巻の将来模型、中上=派出所のみ残る(女川)、中下=地形や道路も変わる(女川)、下=女川駅

2015/07/15(水)(五十嵐太郎)

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