artscapeレビュー
国際交流基金巡回展「3.11──東日本大震災の直後、建築家はどう対応したか」展
2015年08月15日号
2012年3月から3年間、世界各地を巡回した「3.11──東日本大震災の直後、建築家はどう対応したか」展のセットの一部が、東北大学に到着した。報告書によれば、全部で20カ国、37都市で展覧会を開催しているが、模型やパネルなど、思っていたよりも傷みが少ない。なお、片平の仮設校舎で最初の展示がスタートし、青葉山の新校舎に戻ってきたわけで感慨深い。しかも、東北大学の復興プロセスも展示に組み込まれている。
2015/07/24(金)(五十嵐太郎)