2019年09月15日号
次回9月17日更新予定

artscapeレビュー

宇野享 / CAn | Susumu Uno「-ing」展

2014年12月15日号

会期:2014/10/31~2014/11/24

Gallery Nica[愛知県]

名古屋の大須へ。ハセビル8の2階Gallery Nicaの宇野享/CAn「-ing」展を見る。この建物は、宇野自身が設計したものであり、内部をジグザグに階段が貫き、立体街路を歩くような雰囲気だ。また2、3階の壁面が外にはりだし、下に向けて大きな開口をとるために、前面道路と密なコミュニケーションを生む。展覧会は、ガルウィングハウスから現在進行形の公共プロジェクトまでの作品の軌跡をたどる。単体の建築でも自律したものと考えるのではなく、無限に続く全体の一部として構想し、ユニットの展開可能性を意識したデザインへの一貫した関心が、展覧会の形式だからこそ明快に伝わる。

展示風景


2014/11/09(日)(五十嵐太郎)

2014年12月15日号の
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