2019年11月01日号
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artscapeレビュー

TWSエマージング2014

2014年12月15日号

会期:2014/11/01~2014/11/24

トーキョーワンダーサイト渋谷[東京都]

基山みゆき、宮岡俊夫、佐々木成美の3人の個展。3人とも絵画だが、それぞれ持ち味が違っておもしろい。基山は「生命」をテーマに動植物らしきものを描いてる。薄く溶いた絵具でもやっと仕上げて、どこかユーモラスだ。宮岡はプールやテニスコートらしき風景をざっくり描いている。タイトルも《Landscape -pool-》だったりするが、水面も植物も一様な色面で構成し、一部を余白にしたり天地逆にして制作したり(絵具の滴りが上に流れている)して、「風景」ではなく「絵」をつくろうとしてることがわかる。佐々木は一見ピカソ風の線描を主体とした人物画が多いが、部分的に絵具をてんこ盛りにして見る者の視線を惑わせる。うまいなあ。トサカをつけた陶器や描きながらコマ撮りした油絵アニメも出品。みんないい仕事してますねえ。

2014/11/11(火)(村田真)

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