2019年10月15日号
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artscapeレビュー

アヴァンギャルド・チャイナ─〈中国当代美術〉二十年─

2009年01月15日号

会期:12月9日~3月22日

国立国際美術館[大阪府]

中国の現代アートと言っても、ごく一部、それも書籍などの情報でしか知らなかったので、本展には正直圧倒された。13作家・3グループの50余点には、熱くて、強くて、激しい作品が多い。ギラギラした目で睨みつけられてるような感じ。日本の具体とかネオダダも当時はこんな雰囲気だったのだろうか。そんな中国現代アートも、若手作家になると資本主義的な価値観が浸透し始めているよう。逮捕覚悟で発表していた世代とは隔世の観がある。さしもの中国でも前衛の時代は終わったということか。そうした約20年の歩みを濃縮パックしてくれたので、とても見応えのある展覧会だった。作品のパワーが強いので、元気な時に見ることをおすすめする。

2008/12/08(月)(小吹隆文)

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