2019年11月01日号
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artscapeレビュー

NB ネットブック の普及

2009年01月15日号

2008年のヒット商品のひとつに通称「ネット・ブック」がある。ミニ・ノートパソコンとも言われる。主にIntel Atomプロセッサーを搭載し、価格は5万円前後で安価、また、小さいながらも携帯やスマートフォンとは比べ物にならない使いやすさのキーボードを備え、基本ソフトは最も普及しているウィンドウズXPやVistaという使い慣れた操作性。無線LANに接続でき、重量は1kg前後で持ち運びに便利。こうした手頃でバランスのとれたスペックが人気の要因である。無線LANを利用できるスペースが近年、増加してきたこともヒットの背景にある。Acerなど台湾のメーカーが火をつけたネット・ブックマーケットに、Dellなどのアメリカのメーカーだけでなく昨秋より東芝やNECなど国内メーカーも参入し、年末商戦での電化製品の目玉となった。ヘビーなアプリケーションを動かす仕事用のパソコンほどのスペックがなくても特にネットでのHPブラウジングやEメールのやりとりを主目的とするのであれば機能的には十分であるという見切りのよさが歓迎されたようである。かつてモバイル用小型ノートパソコンがあったが、小型ゆえに逆に価格は高かった。やっとモバイル用のバソコンが手頃な価格で流通し出したのである。新年に入り、さっそくソニーがVAIO type Pでこの領域に参入。今年、どれほどの浸透を見せるのか注目される。

ネットブックが市場の2割を越える。エイサーとASUSで9割占有(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/1006/netbook.htm 

 

2008/12/31(水)

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