2020年11月15日号
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artscapeレビュー

「アーヴィング・ペンと三宅一生」展

2011年12月15日号

会期:2011/09/16~2011/04/08

21_21デザインサイト[東京都]

今日はミッドタウン3連発。まずは21_21へ。写真家アーヴィング・ペンとデザイナー三宅一生とはなんと異色の組み合わせ、と思いきや、ペンは一生のコレクションポスターを飾るため、1987年から13年間にわたり250点を超える服を撮ってきたのだ。そのポスターを一堂に会するほか、大型プロジェクターで写真を投影。また、一生がデザインした服をニューヨークのペンのスタジオに送り、そこで撮影した写真をもとに東京でポスターがデザインされるまのでプロセスを描いたアニメも上映している。その撮影現場に一生はいちども立ち会ったことがないという。イッセイミヤケのイメージを決定づけたシンプルなのにインパクトの強いポスター群は、彼のファッションデザインを独自に解釈した写真家ペンと、さらにその写真を素材にしたデザイナー田中一光という3者の個性が奇跡的にかみ合って生み出されたものであることがわかる。

2011/11/16(水)(村田真)

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