artscapeレビュー
カタログ&ブックス│2015年10月
2015年10月15日号
THE CURATOR'S HANDBOOK──美術館、ギャラリー、インディペンデント・スペースでの展覧会のつくり方──
なぜ、いま「キュレーター」の仕事がますます重要度を増しているのか? よりよい展示企画、スムーズな展覧会運営のために、これからのキュレーターがなすべきこと、気をつけなくてはいけないことは、一体何か? 本書は、現役のキュレーターや学芸員志望の学生、拡張する現代のキュレーションを学ぶ人に向けた、キュレーターの仕事についてのすべてが詰まった実践的なハンドブックです。[出版社サイトより]
ファッションは更新できるのか?会議──人と服と社会のプロセス・イノベーションを夢想する
本書は、「ファッションは更新できるのか?会議」と銘打ち、インターネットが前提となった現代の社会において、ものをつくるプロセスが変化し「共同・共有・共創の時代」が訪れつつある今、ファッションデザインやそのアーキテクチャを今一度考えてみることを目的として連続的に行なわれた会議の議事録と、そこから派生した論考、そして注目のファッションデザイナーへのロングインタビューを1冊に編纂した、ファッションを自由に議論し解放するための書物です。[出版社サイトより]
vanitas No.004 特集=アーカイブの創造性
ファッションの批評誌『vanitas』第4号は、いままであまり結びつけて考えられることのなかった「ファッションとアーカイブ」を特集として、さまざまに考察する。
コミュニケーションのデザイン史──人類の根源から未来を学ぶ──
「コミュニケーション」における「デザイン」の歴史的役割と育まれた理念を、社会のなかで形作られてきた様々な道具、技術、制度、思想などから横断的に検証し、21世紀の価値ある「コミュニケーション」のありかたを模索します。[出版社サイトより]
にもかかわらず 1900-1930
モダニズム移行期の巨匠として広く認められながらも、そのような歴史理解をはるかに逸脱した謎でありつづけるアドルフ・ロースの主著、初の全訳。都市・建築のみならず家具、工芸品、ファッション、音楽、料理、テーブルマナーにいたるまで──20世紀初頭のウィーンで盟友カール・クラウスとともに論陣を張ったスキャンダラスな毒舌家による同時代「スペクタクル社会」批判が展開する。[出版社サイトより]
2015/10/15(木)(artscape編集部)