artscapeレビュー

インターバウ(1957)

2015年10月15日号

[ドイツ、ベルリン]

最終日はティアガルテンにあるインターバウを25年ぶりに散策した。1957年、グロピウス、アアルト、ヤコブセン、ニーマイヤーらの集合住宅が出現し、最初は博覧会のように見せて、東ドイツ側に未来の生活を誇示した。ドキュメント映画「未来ハウジングの今」(2007)でも描かれていたが、それらをちゃんと現在も活用していることに感心させられる。入口のインフォメーションのパヴィリオンも、バーガーキングとして使われていたが、オリジナルのデザインを尊重し、インテリアにおかしな改変がない。

写真:左上=グロピウス、左中=アアルト、左下=ヤコブセン、右上=ニーマイヤー、右下=パヴィリオン

2015/09/26(土)(五十嵐太郎)

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