2019年07月15日号
次回8月1日更新予定

artscapeレビュー

2015年02月15日号のレビュー/プレビュー

HOUSE VISION 2015 SYMPOSIUM CO-DIVIDUAL 分かれてつながる/離れてあつまる

会期:2015/01/09~2015/01/11

POLYLOGUE[東京都]

銀座POLYLOGUEのHOUSE VISION 2015シンポジウムの会場へ。それほど広い会場ではなかったが、びっくりする程の大入り満員だった。建築家とメーカーのコラボレーションにより、さまざまな提案がプレゼンテーションされていた。ここで東日本大震災の後、企画に関わった展覧会を通じて導いた、関係性の建築というべき「リレーショナル・アーキテクチャー」の概念について30分のレクチャーを行う。

2015/01/09(金)(五十嵐太郎)

KAWASAKI ROCK CITY VOL.3 2015 EUROPE(単独公演)

会期:2015/01/09

CLUB CITTA’[神奈川県]

「明日への翼」のアルバムを全曲演奏するというので、川崎のクラブチッタのヨーロッパのライブへ。もう50歳になったが、ジョーイ・テンペストのvoは幾分ワイルドに、ジョン・ノーラムのギターは変わらず美しい。32年前、日本初のオンエアをノイズ混じりのラジオで聴いた「セブン・ドアーズ・ホテル」は結構ライブ向きの曲だった。ラストは鉄板のあの曲「ファイナル・カウントダウン」である。

2015/01/09(金)(五十嵐太郎)

iTohen新春企画展

会期:2015/01/07~2015/01/18

iTohen[大阪府]

iTohen新年の恒例は、この1年に展覧会を行う作家16名が一堂に集う企画展。特に、関西ではなかなか目にかかれない福田紀子作品は見応えがあった。同人誌『四月と十月』や、港の人より出版されている四月と十月文庫、『小石川植物園スケッチ会小冊子』など、印刷物で目にしていたことが多かったが、額装なしの3点で、原画を目の前にして入り込むことが出来た。カラフルながら、深みがあり、統一された雰囲気のある色遣い、そして、タッチから感じられる気配とリズム。もっとバリエーションを楽しみたくなる、心待ちの個展は、2015年の10月。

2015/01/09(金)(松永大地)

クインテットII──五つ星の作家たち

会期:2015/01/10~2015/02/15

東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館[東京都]

富岡直子、平体文枝、岩尾恵都子、水村綾子、山本晶の中堅画家5人の展覧会。全員女性で、全員60年代後半に生まれ、全員80年代から90年代にかけて美大で学び、全員ホルベイン・スカラシップを得て、全員「VOCA展」に出品したことがある。つまり同じ時代を生き、同じ空気を吸ってきた画家たちなのだ。そのうえ今回は「風景」を共通テーマとしているのだから、作品が似るのは当然かもしれない。いや実際には似ているとはいえない。虹色の滑らかな画面をつくり出す富岡と、荒々しいストロークを見せる平体と、山に閉じた目をつける岩尾と、顕微鏡写真のような水村と、ハードエッジとペインタリーなタッチが共存する山本とでは、ぜんぜん違うといっていい。んが、印象としてはなんとなく似ている、というより共通する気分が感じられるのだ。それはたとえば、5人とも「なにを描きたいのか」「どのように描きたいのか」がはっきりしていて、描くことの喜びも伝わってくること、逆に「なぜ描くのか」「なぜ絵画なのか」「絵画とはなにか」といった根源的な問いに対する答えは期待できない、いや期待してはいけないような空気が漂ってること、に求められるかもしれない。よくいえば教条主義的でないこと、悪くいえば……別に悪くいう必要はないか。

2015/01/09(金)(村田真)

artscapeレビュー /relation/e_00028982.json s 10107673

永井夏夕 展

会期:2015/01/09~2015/01/31

ギャラリーなつか[東京都]

空を大きくとったロマン主義を思わせる風景画。ちょっとイラストっぽくも感じられるが、紙や薄めの布にアクリルで細密に描いてるので、日本画かテンペラ画のような肌合いがある。ちなみに東京藝大デザイン科描画装飾の出身という。ありそうでなさそうな絵だ。

2015/01/09(金)(村田真)

2015年02月15日号の
artscapeレビュー

文字の大きさ