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阪神・淡路大震災から20年

2015年01月15日号

会期:2014/12/06~2014/12/21

兵庫県立美術館[兵庫県]

兵庫県立美術館の常設展示室のテーマ展が「阪神・淡路大震災から20年」。展示の第3部では、明石市出身の米田知子による、震災後10年目に芦屋市で制作、発表された作品写真のシリーズが展示されていた。これは国立国際美術館所蔵作品で、被害が大きかった地域や遺体安置所として使われた場所を、静まり返った場所のように写している。別室第1部、第2部で文化財レスキュー、震災後の所蔵品の修復など軽いものが続いた後に予想外に表れた静寂の世界より、目に見えないものが強烈に心を掴む。

2014/12/20(土)(松永大地)

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