2021年12月01日号
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artscapeレビュー

「ヨコハマトリエンナーレ2014」第1回記者会見

2013年01月15日号

会期:2012/12/18

横浜美術館円形フォーラム[神奈川県]

「ヨコハマトリエンナーレ2014」のアーティスティック・ディレクターに、アーティストの森村泰昌が就任した。同じく2014年開催予定の「札幌国際芸術祭」のゲストディレクターには坂本龍一が就任。「横浜トリエンナーレ2005」ディレクターの川俣正を嚆矢として、最近どうやら美術館学芸員やキュレーターに代わって、アーティストが国際展のディレクター職に就くのが流行になっているようだ。理由はおそらく、実力と知名度を兼ね備えたキュレーターが底をついたというのもあるだろうが、森村自身も語るようにアーティストは国際展についてあまり知らないので「真っ白な状態からスタートできる」からという理由も大きいだろう。つまり前例や常識にとらわれない斬新な発想による展覧会が可能であり、増え続ける国際展において差別化が図れるということだ。でもうまくいけばいいけど、前例や常識にとらわれない発想は現場に混乱を招きかねないからな。ともあれ成功を祈る。ほかに決まったことは、会場が横浜美術館と新港ピアの2カ所に落ち着いたこと、事業名は「横浜トリエンナーレ」、展覧会名が「ヨコハマトリエンナーレ」になったことなど。決まってないのは展覧会の方向性とテーマで、これが決まらなければ出品作家も選べない。

2012/12/18(火)(村田真)

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