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モネ、風景をみる眼──19世紀フランス風景画の革新

2014年01月15日号

会期:2013/12/07~2014/03/09

国立西洋美術館[東京都]

箱根のポーラ美術館でも見たが、今回は某文化センターの「風景画講座」の受講生を連れて上野に見学。同展にはモネだけでなく、クールベからセザンヌ、ゴッホ、点描派、ナビ派、ロダンの彫刻、ガレの花器まで出ているので、逆にモネがなにをしようとしたかが明確に浮かび上がってくる。これと「印象派を超えて──点描派の画家たち」展(国立新美術館)を併せ見れば、印象派の革命性がよくわかるはず。でもそんな教科書的な見方より、ただモネの軽快なタッチを目で楽しめばいいんだけどね。これほど描く喜びを伝えてくれる画家も少ないのだから。

2013/12/06(金)(村田真)

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