著者紹介
野村幸弘(のむら・ゆきひろ)
最終更新日:2017年05月15日
京都市生まれ。東北大学とイタリア、シエナ大学でイタリア美術史を学ぶ。1994年、アーティスト集団「幻想工房」を結成、「場所」をキーワードに「幻聴音楽会」の企画・演出、芸術評論、絵画、オブジェ制作など、多岐にわたる活動を展開。1996年、ダンス評論「土方巽と日本美術」が第1回シアターアーツ賞、2002年、映像作品《場所の音楽》がキリンアートアワード奨励賞を受賞。2005年、横浜トリエンナーレ、2010年、徳島LEDアートフェスティヴァルに参加。2011年以降、美術史研究と映像表現を融合させた「映像美術史」シリーズを制作。論文に「ジョットの指紋」『朝日美術館 西洋編3 初期ルネサンス』(朝日新聞社、1995)、共著書に『西洋美術への招待』(東北大学出版会、2002)、翻訳書に『カラヴァッジョ』(東京書籍、1995)、『バルテュス』(岩崎美術社、2001)、共訳書に『ヴァザーリ美術家列伝』(中央公論美術出版、2014)など。現在、岐阜大学教育学部教授。