著者紹介
椹木野衣(さわらぎ・のい)
最終更新日:2019年05月15日
美術批評家。1962年、埼玉県秩父市生まれ。主書に『シミュレーショニズム ハウス・ミュージックと盗用芸術』(洋泉社、1991。のち増補版ちくま学芸文庫)、『日本・現代・美術』(新潮社、1998)、『「爆心地」の芸術』(晶文社、2002)、『黒い太陽と赤いカニ―岡本太郎の日本』(中央公論新社、2003)、『戦争と万博』(美術出版社、2005)、『戦争と美術 1937–1941』(国書刊行会、2008、のち同社より改訂版)、『反アート入門』(幻冬舎、2010)、『後美術論』(第25回吉田秀和賞、美術出版社、2015)、『アウトサイダー・アート入門』(幻冬舎新書、2015年)、『戦争画とニッポン』(会田誠との共著、講談社、2015)、『日本美術全集19 拡張する戦後美術』(責任編集、小学館、2015)、『震美術論』(平成29年度芸術選奨文部科学大臣賞、2017)、『感性は感動しない』(世界思想社、2018)ほか。手がけた展覧会に「アノーマリー」展(レントゲン藝術研究所、1992)、「日本ゼロ年」(水戸芸術館、1999〜2000)など。現在、多摩美術大学美術学部教授、同大学附置芸術人類学所員。